WORLD RUNNER ~世界一周旅日記~
HOMEブログ旅日記旅写真旅動画ルート準備情報
ラルンガル・ゴンパ ~Rarungaru Gonpa~ 2010.10.27~11.1
四川省、色達という町の近くにあるラルンガル・ゴンパ。仏僧が1万人以上住んでいると言われる集落は、かつて中国により破壊されたがまた徐々に復興していったようだ。
大量の仏僧や一般仏教徒が一日中お寺の前で祈っている姿や鳥葬の光景など、もはやラサなどにはない、濃密なチベット文化を感じる事ができた。
九寨溝からラルンガルゴンパへ2日かけて移動する。 途中にはヤクの放牧地が。 この地方特有の石造りの建物。 最近はコンクリートとかで作ったりするらしい。
途中マルカンという町で1泊する。 規模は小さいけど土砂崩れに遭遇。 岩がゴロゴロと転がってくる。 ようやく色達に到着。
ラルンガルゴンパの入口。 ゴンパの標高は3900mもありちょっと動くとすぐ息が切れる。 丘にポツンと仏塔が。 布だらけでちょっと不気味な場所。鳥葬場のようだ
人だけでなくヤクも集まっていた。 ゴンパにはすごい人数の仏教徒が集まる。 こちらは坊さんではなく一般市民のようだ。 ゴンパに集まる人々。
寺の前にはすげーたくさんの仏僧が。 まだ作りかけの寺の前に大量に集まっている。 一般市民も。 仏僧達。
ラルンガルは尼僧の数も多かった。 一般の信者達。
ここには寺しかないので近くの町から来ているのだろう。
祈るチベタン。 マニ車を回すチベタン。
祈るチベタン達。 鳥葬場に一人仏僧が座っている。何を想っているのか。 鳥葬の残りをカラスがついばんでいた。 鳥葬場近くに積まれたマニ石。
奥の平原には謎のテントみたいのが。 山を歩いてみるが、息がすぐ切れてつ辛い。。 野ネズミみたいのがいっぱいいた。 ラルンガルゴンパの眺め辺り一面僧房が広がる。
上にちょこんとあるのがラルンガルゴンパ。 たくさんの家家家。 寺、ってか講堂に集まる仏僧達。 すげーたくさんの数。
眺めもなかなか壮観。 金のガルーダ像も鎮座している。 少年僧。 少年僧。
おばあちゃん僧。 熟練って感じの仏僧。 チベタンの子供。 つぶらな瞳の少年僧。
たくましい少年僧。 みんな一日中寺の前で座っている。 かなり寒そう。 霜がたくさんついてても気にしない。
チベット僧。 子供を繋いで五体投地させている。虐待っぽくも見えるけど笑 寺に向かうチベタン。 仏僧のシルエット。
牛。 新しそうな講堂。
今日は全くと言っていいほど人が集まっていない。
中もチベットっぽい装飾。 寺のマニ車を回す人達。
マニ車には発電器みたいのがついていた。
兄弟かな。 マニ車を回しながら寺を周る仏僧。 こんなファンキーなチベタンも。 仏僧。
みんなマニ車を持っているね。 派手な服の女の子。 丘の上でのんびりする尼僧。 一般信者達。すごい数。
炊き出しのお茶も大釜で作られる。 毎日なんらかの食物が配給されるようだ。この日は牛乳。 いかついチベタン。 熟練のチベット僧。
姉妹のチベタン。 座っている仏僧達にお茶を配る。 チベタンの兄妹。 こちらも兄弟。
祈る尼僧さん。 家族でわいわい参拝? 少年僧。 笑ってる尼僧。
年頃の女の子なのだろう。
民族衣装。
女性版。
こちらは男性。 女性は三編み率が高い。 女の子。
個人的にすげー気に入った写真。
若い男達はちょっとチャライ感じ。 女の子。 もっと小さい女の子。 寺の前に集まる仏僧達。
お経みたいのを唱えている。 こちらも。 こちらも。 一般市民もマニ車を回しながら。
大量の牛乳で茶を沸かす。 お祈りが終わったようでみんな帰り支度し始めた。 みんな家に帰るところ。
やはりすごい数だ。
一斉に帰宅。
よくわからんが大タンカの開帳が。。 そんなに盛り上がってる様子はないけどとりあえず見れてラッキー。 山の方からゴンパを見下ろす。 空にはすごいキレイな雲が。
寺へと向かう道には極普通に遺体が置かれていた。 鳥葬場に1体ずつ遺体が運ばれてきた。 毛布に包れた遺体。
鳥葬場はすごい臭いなので坊さんも思わず鼻に手を当てる。
どんどんとハゲワシみたいのが集まってきた。
見物人もたくさん。 遺体が処理されるのを待つハゲワシ。 鳥葬を見守る観衆達。 鳥葬は、鳥が食べやすくするために遺体を切り刻む。
その処理はなかなか見るに耐えないものであった。。
たくさんのハゲワシ。 遺体の処理が終わると一斉に遺体にハゲワシが群がる。 この人が葬儀師で遺体の肉を切ったり処理を行う。
今は鳥が噛み切れない人の皮を細かく切っているところ。
動物園で鳥に餌を与えている光景に見えてしまう。
遺体の肉は数分で食べられてしまう。残った骸骨もハンマーで粉々にして鳥に食べさせる。 肉を奪い合うハゲワシ。 血で顔が赤くなっている。 こちらも。
写真だけだと分かりづらいかったかもだが、鳥葬は。
こうして遺体は自然へと帰っていくようだ。      

写真だけだと分かりづらかったかもなので鳥葬について補足。
ラルンガルゴンパでは毎日6~8人ほどの遺体が鳥葬にかけられていた。遺体の大体は年配の人だったが、たまに赤ちゃんや事故死と思われる遺体も運ばれてきた。
鳥葬が行われている背景には、人は生前多くの生き物を食べ物として命を奪ってきたので自分の死後はその肉体を他の生き物へ与えるってのや、高地のために遺体を燃やすための薪などが無いっていう理由が挙げられる。
また、チベット仏教の世界では死後、魂は新しい生命へと移っていくので魂が抜けた体はただの肉だと言う考えのようだ。
実際に、葬儀師によって鳥が食べやすくするために遺体になされる処理は、遺体をもはや人間扱いではなく、ただの肉の塊として包丁でバラバラにされていく。
日本では喉仏を取り上げるみたいなのがあるが、鳥葬では肩の、腕の付け根の丸い関節や頭蓋骨の一部を取り上げていた。


全ての遺体の処理が終わると、ハゲワシが一斉に飛んできて遺体をついばんでいく。
遺体の肉は数分で食い尽くされ、骨だけが残る。その骨もハンマーで粉々に砕き、文字通り骨の髄まで食べさせていた。
鳥葬が終わる頃には遺体の面影はほとんどなく、地面に血や髪の毛が残っているぐらいで自然に帰ったんだなと思わせる。
翌日の朝には肉の残骸にありつこうと、犬やカラスやスズメなんかも集まっていた。

なかなか衝撃的な光景ではあったが、人は死んだらただの肉になってしまうのだと言う事、肉になる前に、要は死ぬ前、今のこの人生を精一杯生きなきゃなと思わされた鳥葬でした。




Back to Pictures